高岡市立志貴野中学校近くの老舗デリーあわら店へ訪問 ブラックカシミールともう1品選べる激辛カレーセットに挑戦!
ここ数日どうにも辛い物が食べたいという衝動に駆られてしまい、久しぶりにインドカレーでも食べて来ようと決断。
最近は富山県内にもいくつものインドカレー屋が出来ていますが、単にインドカレーと言ってもどこのお店にするか悩みます。
ただあまり遠いお店にいくのも面倒なので、ここは高岡にあるインドカレー屋から選ぶ事に。
そこで候補に挙がったのが、あわら町にあるデリーあわら店。
おそらく富山県では初のインドカレー屋だと言っても過言ではない、古くから高岡にお店を構える老舗インドカレー店です。
今回は夜のディナーとして、デリーあわら店に久々の訪問です!
あわら町の万葉線志貴野中学校前電停すぐ、富山ブラックカレーの幟が目印 老舗インドカレー屋デリーへ訪問
今回訪れたデリーあわら店は、東京に本店を構える有名店で暖簾分けして開業したお店です。
高岡に開業してから40年以上で、富山県ではインドカレー店として昔から愛されているお店になります。
私も小学生か中学生頃にデリーに両親に連れられて来た事があるんですが、その時は慣れないインドカレーをあまり受け入れる事が出来ずにいました。
そして大人になってインドカレーにもそれなりに慣れた今、改めてデリーを訪れるとやっぱり子供の頃とは違って美味しく頂けますね。
店内はインドカレー店だけあって、雰囲気もインド風な店内
お店の外観以上に、中は広く感じます。
中々お洒落な内装をしています!
因みにスタッフは、店主と思われる日本人の女性が1人で、あとのスタッフはおそらくパキスタンかネパールの人のように思います。
基本的にオーダーを取りに来る店員さんは、外国の店員さんでした。
ちゃんと日本語で対応して貰えるので、注文は大丈夫でした!
そんな老舗のデリーですが、あるのは富山ブラックカレーぐらいしか覚えていないので、改めてメニューの方を見ていくと
こちらはセットメニュー、大体1300円前後のお値段で好みに合ったカレーセットを選べるようです。
ん?こちらもセットメニュー、どうやらおすすめのメニュー表は、この中からお店側でピックアップしたカレーセットみたいですね。
こちらがカレーの単品メニューですが、私が知っている限り富山県のインドカレー店ではかなり豊富なカレーメニューです。
サイドメニュの方も豊富で、やっぱりチキンが多いですね。
カレーセットにしないのであれば、ここから好きな物を注文するのもありかもしれません。
ドリンクメニューの方にはお酒も取り扱っていますが、酒類の方はあまり多くありません。
やはりあくまでカレーがメインで、飲むお店ではありませんからね。
しかしインドビールというのは、酒好きとしてちょっと気になります(笑)
こちらはソフトドリンクとデザートですけど、こちらは特別変わったものは無さそうです。
さて、メニューの方を一通り見て何にするか、いつもならこれだけメニューが豊富なら悩む所なんですが、
今日は辛い物が食べたいという意思を持って訪れているので、注文するのは勿論激辛カレーセット!
こちらの激辛カレーセットは2種類のカレーで1種類はブラックカシミールと決まっていて、もう1種類を激辛カレーから選ぶスタイル。
私はキーマブラックを注文したんですが、よくよく考えるとブラックにブラックだなと思い、店員さんを呼んでグリーンカレーに変更しました。
実はこの時、思わず呼び鈴だと思って手で押してしまったんですが、
ただの福神漬けでした(笑)
スプーンが出ているんですが、私の座っている席からは丁度死角になっていて見えず。
ちょっと恥ずかしい事になってしまいました!
そんなデリーあわら店の激辛カレーセットに初挑戦する事になりました!
辛過ぎて思わず絶句!?ブラックカシミールとグリーンカレーの激辛カレーセットに挑戦!
以前デリーに来た時に、ブラックカレーの辛口を食べた記憶があります。
そしてデリーの辛口は、本当に結構辛かった記憶があります。
辛い物好きな私でも、正直きつかった思い出が(笑)
なので今回の激辛カレーセットも、それなりに覚悟して注文はしたんですが、途中思わぬ事態に陥る事になる事をこの時はまだ知りません!
そんな覚悟を持った心境で待つ事約10分、
運ばれて来たのが、こちら激辛カレーセット(ブラックカシミール&グリーンカレー)です。
まずはこのナンのデカさ!
お皿をはみ出す巨大なナンの上に、ちょこんと乗せられたチキンティッカが目を引きますw
ナンの下には、隠れて申し訳程度に見え隠れしているライス。
そして、メインの激辛カレーの方ですが、左右2つの器に入ったカレーはどちらも明らかに攻撃力が高さそうな見た目。
しかし店員さんから、どっちが何のカレーか教えて貰えず自分で調べる事に。
まず見た目、左側はスープカレーのようにシャワシャワしたカレーです。
そして右側のカレーは、色合いがさらに黒く見えてドロドロしています。
左側にあるカレーには、チキンが入っておりメニューを見るとブラックカシミールにはチキンが入っているという事で、おそらくこちらがブラックカシミールと思われます。
そして右側の方は、大きなジャガイモが入っており全然グリーンに見えないグリーンカレーです。
カレーのリサーチを行った後は、まずはカレーだけで一口頂いてみましょう。
左のブラックカシミールの方から
口に入れると、
うは、辛!
思ってた以上に辛い!
後からではなく、すぐに来ました。
でもこれこれ!こういう辛さを求めていた!と若干テンションが上がりながら、続いて右のグリーンカレーを
やっぱりこっちはドロッとしています。
口に入れると、
!?!?!?
(あ、これヤバいやつや・・・)
一瞬で、そう悟りました。
最初に食べたブラックカシミールの辛さを上書きしてしまう程の辛さ。
しかもドロッとしているので、いつまでも舌に纏わりついて辛さが取れない。
グリーンカレーの予想を遥かに上回る辛さに悶絶しながら、次はナンで頂きます。
ナンは表面には何も塗られておらず、味付けの方はしてありません。
しかしなんちゃってなデカさではなく、中もしっかりと詰まっていて食べ応えのあるナンです!
そのナンでカレーを頂くんですが・・・
あまりにグリーンカレーが辛すぎたのか、ブラックカシミールのナンとライスで食べた写真を撮り忘れ、
さらに何を撮ったか分からないぐらいの写真まで(笑)
因みにナンとライスでブラックカシミールを食べてみると、何故かブラックカシミール単体で食べた時よりも辛さが増した気がしました。
ブラックカシミールは確かに辛いですが、薄っすら甘みとカレーのコクを感じる事が出来て、そこにインドカレーならではの香辛料でスパイスが利かせてあります。
辛いけど何度も口に運んでしまう、そんな辛さと美味さを兼ね備えたスパイシーなカレーに仕上がっています。
そして問題のグリーンカレーをナンで頂くんですが、
こちらは正直ナンの味は全くせず、グリーンカレーの凶悪な辛さのみになってしまいます。
ライスでも頂きましたが、
う~ん、やっぱり辛いだけでライスの美味しさを感じられません^^;
グリーンカレーは食べた瞬間から大量に使っているであろう香辛料が全面に出て来て、正直カレーの風味や美味さを感じる事が出来ず。
ずっと香辛料を食べているかのような感覚です。
グリーンカレーを食べた後、ブラックカシミールを口に運ぶと甘く感じてしまうぐらい舌が麻痺しています。
そして激辛カレーの合間に食べたチキンティッカですが、
食べた瞬間から非常に香ばしく、鳥の旨味を感じる一品になっています。
一見辛そうに見えますが、スパイスは効かせてあるものの辛くなく、食べやすい仕上りになっています。
そして激辛カレーを食べる時のオアシスになってくれたのが、こちらのサラダ!
キャベツにキュウリ、トマトにインドカレーではお馴染みの人参ドレッシングがかけられたサラダ。
このサラダがとてつもなく美味しい・・・
正にオアシス!
そしてデザートの桃も、この激辛カレーを食べる時のオアシス的な存在になってくれます。
というより、食後まで我慢出来ませんでした^^;
そんなこんなで何とか食べ進めていた激辛カレーですが、途中から体に異変が。
食道、胃腸がずっと熱を持っているみたいに熱く、体中から汗と鼻水が止まりません。
そして、次第に体が震え始めグリーンカレーを拒絶するように・・・
ブラックカシミールはまだスプーンが行くんですが、グリーンカレーを食べようとすると明らかに体が拒絶し始めました。
こんな事になったのは、ペヤング激辛の地獄だったかな?以来です。
ブラックカシミールはナンやライスで食べ切りましたが、グリーンカレーの方はほんの少し残してギブアップ・・・
辛い物好きの私ですが、途中から体調にも影響して限界に達してしまい、どうしても無理でした。
後でメニューを見て分かったんですが、
星の数が辛さのレベルなんですけど、グリーンカレーは他の激辛と言われるカレーと比べても星の数が異常・・・
まさにラグビーでいうオールブラックスのような存在だったようです。
どうやら私は、ヒノキの棒でゾーマに戦いを挑むような無謀な挑戦をしてしまったようですね。
しかしグリーンカレーはほんの少しだけ残してしまったものの、他は全て完食出来ました。
酸味の利いたラッシーがとてつもなく美味しかったです・・・
ごちそうさまでした。
デリーあわら店
[住所] 富山県高岡市あわら町13-49
[営業時間] 11:00~21:00
[定休日] 年中無休
[駐車場] 有
最後に
ブラックカシミールは、激辛でもまだ美味しく頂けました。
それでもかなり辛いので注意してください。
グリーンカレーは本当にやばい辛さなので、挑戦される方は覚悟を持って挑戦してみてください。
くれぐれも無理だけはしてはいけないカレーです!