イオンモール高岡近く向京ビル1F、お洒落な本格中華の富包(フーパオ)へ初訪問 選べる麺セットから金胡麻の担々麺を頂く!

高岡駅南はイオンモール高岡や、北陸新幹線開通によって新高岡駅が出来たりと、どんどん開発が進んでいます。
今までなかった店が出来ていたり、逆にあった店がなくなっていたり。
イオンモール高岡も2019年に西館が出来て、北陸最大のショッピングモールになるなど、今や高岡駅北口より栄えて来ていますね。
富山県の中心は、富山市から高岡市になったと言っても過言ではないくらい!(いや、流石に言い過ぎかな)
そんな発展する高岡駅南側に、2016年4月にオープンしたのが
向京ビル1Fに店舗を構える、中華レストラン富包(フーパオ)になります。
今回はこちらの富包に、家族に誘われて初訪問となりました!
新高岡駅から車で2分の所にカフェと思わせる店内で、本格中華を頂ける富包(フーパオ)に初訪問
実はこの日、すでに朝カレーパンを食べていたので、正直お腹の方は中華という気分ではなかったのですが、
家族が奢ってくれるという事で、それならと勤しんで来た訳です!
最初は中華と聞いていたので、よくある町中華のようなお店と思っていたんですが、お店の前に来てみると
どう見ても中華店に見えない看板がw
これ、ぱっと見カフェだよね?と思いながら富包に入店しました。
時間は12時頃、お昼時とあってか8割ぐらい席が埋まっている盛況ぶり。
しかもそのほとんどが女性で、年齢層もマダムという言い方がしっくりくるご婦人方ばかり。
思っていた中華店と明らかに違います。
店内も、写真だけだとカフェと思っても全く違和感ない内装。
確かにこれなら中華店でも、女性が入りやすいお店なのは頷けます。
そしてカウンター席の上の方には
こちらも中華というよりは、お洒落なダイニングカフェをイメージするメニュー看板。
色々なおすすめメニューが書かれていますが、この看板からは富山県の食材に拘っている事が伺えます。
初めて入った富包のお洒落さとマダムの多さで、中華店でありながら男の自分がまさか浮くという状況に驚かさせられていましたが、
とにかくメニューを見ていきます!
ランチのメニューはこれ1つのようで、
4種類の炒飯と中国粥から選べる、ご飯セット
5種類の麺類から選べる、麺セット
6種類の点心から選べる、点心セット
そして後は、一品料理からになっています。
そんな訳で私は麺類セットから金胡麻の担々麺をチョイス、家族の方はご飯セットからとやまポークの蜂蜜叉焼炒飯を注文する事にしました!
鉄観烏龍茶に日替わりの前菜、そしてランチの麺セットから中華料理らしい麻がガツンと効いた金胡麻の担々麺を頂く!
平日のお昼ですが仕事中の男性客が全くおらず、大半が女性客と少しのカップルばかり。
最早オシャレ中華のお店ですが、こういう中華店が高岡にあった事が純粋に驚きました。
こう言ってはなんですがチェーン店のようなよく言えば安心出来る、悪く言えばどこにでもある料理を想像していました。
ところが最初に運ばれて来たのが
なんだこれ・・・
思わずそう思ってしまいましたが店員さん曰く、鉄観烏龍茶という中国茶らしく、茶葉から取ったお茶を下の急須に入れて飲むのだとか。
お茶がなくなれば、各テーブルに置かれているポットから補充する事が出来るようになっています。
そして頂くこちらの烏龍茶
この烏龍茶、めちゃくちゃ美味しい!
凄く口当たりが良く、正直何杯でもいけてしまいます。
こちらのお茶は日替わりで、日によって出て来るお茶が変わるようです。
次に運ばれて来たのが、生姜を刻んだもの
何に使うんだこれ?と思っていたら、セットメニューに付いて来る小籠包のタレに使う物だそうで。
白い方がタレで、黒い方が黒酢となっています。
店員さんが言うには、黒酢を多めに入れる方が美味しいそうですが、私はその説明を聞く前に調合してしまっていました(ノД`)・゜・。
さらに運ばれて来たのが、同じくセットメニューに付いて来るこちらの前菜
左から鶏肉、真ん中がピータンと豆腐、右が旬の果物になります。
ざっくりしてしまいましたが、店員さんが説明してくれるんですが、早口で聞き取れず・・・
どうやら日替わりで変わるようで、メニューにも説明が載っていませんでした・・・
鶏肉の方は中華ソースの掛かったさっぱりとした味わいで、一緒にかかっているのはネギかと思ったんですが、これはミョウガ?でも鼻から抜ける風味はパクチーの様にも感じました。
一緒に付いているのは、いちじくですね。
ピータンの方は正直ほぼ味を感じず、豆腐の旨味のみでした。
挽肉と酸味の利いたタレで美味しかったです。
1番右側のは冬瓜とリンゴで、これは富山県産の果物を使っているそうです。
あっという間に完食してしまいました。
前菜を食べて少し待っていると、このお店の売りでもある小籠包が!
1セット3つの小籠包になります。
早速タレに付けて頂くんですが
小ぶりの小籠包ながら肉汁がじんわりと溢れ出し、それに伴って中の肉の旨味が口の中に広がります!
そして店員さんが黒酢多めがいいと言ったのが分かりました。
黒酢との相性抜群の小籠包です。
さらに生姜がいいアクセントになって、この小籠包だけで様々な味を楽しませてくれます。
そして小籠包を楽しんでいたら運ばれて来たのが家族が注文した、とやまポークの蜂蜜叉焼炒飯。
少し貰いましたが、
この炒飯は本当に美味しい!
ご飯も卵も高火力でパラっとなるまで仕上げてあり、無駄な油が飛んで非常に食べやすく口当たりのいい炒飯になっています。
そしてどこかしらに感じるコクと甘み、その正体は名前にもある蜂蜜。
チャーシューを食べると、今までの炒飯で食べた事のない甘みと風味を味わえて、それがパラっと仕上がったご飯と絶妙に合わさってきます。
この炒飯を食べてやっと思いました。
「見た目に惑わされてはダメだ、ここのお店は本格的な中華のお店だ」
という事にw
そんな期待を膨らませて到着したのが、私が注文した金胡麻の担々麺になります!
見るからに辛そうな、そして美味しそうな海が広がっています♪
そして食欲をそそる、中央にそびえ立つ挽肉の小島
とりあえず麺から頂いてみましょう!
麺は中細麺ですが、すすってみると
これはびっくりΣ( ̄□ ̄|||)
ガツンとした山椒の利いた痺れと酸味が襲ってきます。
思っていた以上に人を選ぶ味、というより本格中華と言った方がいいかもしれません。
そしてスープを頂きますが、
やっぱり中華、というより本場四川料理の麻(痺れ)を存分に味わえるスープ。
舌がかなり痺れます。
そして辛いというより、酸味が利いています。
穴あき蓮華も付いており、それで挽肉とチンゲン菜を頂くと
金胡麻の担々麺というように胡麻の風味、挽肉の旨味を感じる事ができます。
チンゲン菜はシャキシャキとした歯ごたえを感じるものの、味までは分からずw
とにかくお店の雰囲気に惑わされていると、まさかの本格的な中華の味でまたもや驚かされました。
さらに担々麵と一緒に来たこちらの品
最初は柿かと思っていたんですが、どうも桃のようにも感じる・・・
でも色合いは柿、不思議なデザートでした。
と思っていたら、なんとセットの最後は、中華料理のデザートの定番杏仁豆腐
え?さっきの柿のような桃はなんだったの?と、常時驚かされっぱなしな今回のランチ。
杏仁豆腐に乗っている果物は、ブドウとリンゴでした。
しつこくない甘さで、さっぱりとした味わい。
甘い物をそんなに食べない私でも、美味しく頂けました。
初訪問となった富包ですが、お店の雰囲気からは想像が付かないような本格的な中華を味わう事ができました。
料理が運ばれてくると店員さんが丁寧に説明してくれるんですが、ちょっと早口なのと聞きなれない食材に覚えきれない状態に陥っていましたw
店内のお洒落さもあってか、女性1人で来店するお客も見受けられ本格中華でありながら、カジュアルさも兼ね備えたお店でした。
ごちそうさまでした。
富包
[住所] 富山県高岡市京田121
[営業時間] 11:30~15:00(LO14:00) 17:30~22:00(最終入店21:00,LO21:30)
[定休日] 火曜日
[駐車場] 有
最後に
ランチのメニューは日替わりで常に変わっているらしいので、次に行く事があったらまた違う味を堪能出来そうです。
そして夜になるとランチにはない麻婆豆腐が登場したりするらしいので、今度は夜の訪問も是非してみたいですね。